店長のブログ :
失って分かる2024-08-17 by 松岡
「人は失うことでしか大事なモノを確かめられない。」
来年5月末で生産終了となる原付一種(排気量50cc未満のバイク)は16歳から学科試験だけで免許が取れる通勤・通学・ちょい乗り等々、生活の足となっています。
地球温暖化対策としての二酸化炭素削減が大義名分です。だとしたら、何故最小排気量エンジンなのか?が問われます。
普通に考えて、二酸化炭素削減が目的なら大排気量エンジン車が先のはずでは?
「ちゃんとやってますよ〜!」のスケープゴートにされたとしか思えません。
ちなみにスケープゴートとは、ある集団に属する人が、その集団の正当性と力を維持する為に、特定の人を悪者に仕立て上げて攻撃する現象のこと。
かつてスパコン全盛時代に半導体王国だった日本がパソコンの普及に対応出来ず凋落したように、原付一種の生産中止で二輪車王国転落の引き金にならないといいのですが・・・
一旦失った生産技術の復活は大変です。

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