店長のブログ :
チョ・ソンジン 22024-06-10 by 松岡
6月5日(水)19時開演のチョ・ソンジン ピアノリサイタルにパートナーと出かけました。会場のアクロス福岡シンフォニーホールはいつものクラシック・コンサートとは異なる30代前後の来場者で溢れていました。あちらこちらから韓国語での会話が聞こえて来ました。
プログラムはラヴェルの作品だけで構成。
一旦椅子に座って両手の指でピアノの鍵盤を確認、それが終わると座り直してから演奏開始。そのルーティン・ワークは曲ごとに行われ、絶対に間違えないという意気込みが感じられました。
透明感溢れる色々様々な音色を紡ぎ出すチョ・ソンジンの演奏はピアノの詩人という言葉がピッタリだと思いました。
アンコール曲もラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
この曲は弾き慣れているのか、椅子に座るなり弾き始めました。
情感たっぷりの演奏が会場内に響き、最後の音が消えるまでシーン・・・、後は万来の拍手‼️
ピアノが持つ素晴らしさに改めて気付かされた虎雄です。

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