店長のブログ :
急減から1年2024-05-19 by 松岡
昨年4月、「囲碁の本因坊戦タイトル序列が3位から5位に下落し、優勝賞金が2.800万円から850万円に7割減。毎日新聞社苦渋の決断。」とのニュース報道がありました。
その背景に新聞の発行部数が2018年以降年200万のペースで急減。理由は新聞の購読者が高齢化で購読を止めると共に20代から40代の新規購読者が増えないことです。
それにより新聞広告代金が激減。
2005年と2021年を比べると、新聞の発行部数が37%減、販売収益34%減、企業からの広告収益が64%減。新聞の販売収益はほぼ経費、広告収益が利益。業界2位の朝日新聞は発行部数397万部、売上2670億円にもかかわらず経常利益はマイナス4.1億円。毎日新聞は発行部数185万部、売上1285億円、経常利益0.2億円。
だから経費削減する他ありません。
1年が経過した今、世の中はインフレモードですが、囲碁本因坊戦優勝賞金の金額は7割減のままです。
二輪車も新しい付加価値が問われています。
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