店長のブログ :
販売数量拡大2023-07-11 by 松岡
最近虎雄が学んだこと・・・
生産(財やサービス)・支出(需要)・所得の3つは必ずイコールになる。生産の合計がGDP(国内総生産)なので、GDPは支出の合計でもあり、所得の合計でもある。豊かになるとは実質賃金が増えること。実質賃金のピークは1996年。それ以降ダダ下がり。今と違って物価は下がって行ったが、それ以上に賃金が下がって行った。今は賃金が伸びないのに、円安で物価が上がって実質賃金が下がっている。
生産性向上(1人当たりの生産量アップ)が実質賃金を増やすことにつながる。その為に機械化・自動化・設備にお金を投じることを投資という。資本主義とは投資によって単位労働コストを削減し、経済成長すること。実際、産業革命はそうやって起きた。
所得が上がって安く買えるのが理想。名目賃金(受け取った給料)が上がっても実質賃金が下がったら豊かにはなれない。
粗利5.000円の商品を1.000個売った場合、収入は500万円。
物価が10%上がると粗利も10%上げざるを得ないから粗利5.500円になる。同じ個数の1.000個売れたら収入は550万円。但し物価も10%上がってもいるから、実質賃金は変わらず。物価10%アップ、販売個数10%増、の場合の付加価値収入は605万円。元々500万円だったから賃上げ率21%。物価は10%しか上がっていないから実質賃金はアップ!販売個数が950個に下がった場合、付加価値収入は522.5万円、名目賃金は22.5万円増えてるけれど、物価が10%上がっているから実質賃金は下がっている。次に、物価が10%下落した場合、販売個数も950個に減少したら、付加価値収入は427.5万円。14.5%下落。物価は10%下がっても、それ以上に付加価値収入減少。物価が10%下落、販売個数1.200個にアップした場合の付加価値収入は540万円。物価が10%下落して450万円になっているから実質賃金はアップ!
実質賃金はモノやサービスの販売個数。販売個数が減ると、物価の変動とは関係なく実質賃金が下がる。だからデフレ脱却が最優先課題!
モノやサービスの販売数量拡大にこだわり続ける他ありませんね!

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