店長のブログ :
黎明期2023-05-18 by 松岡
「生成AIの衝撃!チャットGPT で世界はどう変わるのか?」
昨年11月30日に発表された「チャットGPT 4」では、日本語が極めて自然に使えるようになっていて、日本でも急激に関心が高まっている状況です。
日本ディープラーニング協会理事長・東京大学教授 松尾豊さんの話によると・・・
1.感想文を書くことができる。
2.コールセンターのオペレーターに成りきることができる。指示さえ出せば何も教えなくても受付業務ができる。
3.指示されたら、どんなキャラクターにでも成れる。
4.「一人二役でディベートして下さい。」と指示すると、勝手にディベートを始める。
5.前提を伝えた後、「タイトルを考慮して英文にして下さい。」と指示すると、見事に英文変換してくれる。
6.プログラミングのバグを発見できる。
7.この他にもソーシャル・メディア上でも色々な使い方がなされている。いわば社会的現象になっている。
チャットGPTはある種の社会的現象です。
チャットGPTは技術の蓄積プラス急激な社会的現象という二つの顔を持ちます。
「創造性とは何か?」を私たちに問いかけています。
チャットGPTがやっていることは「次の単語は何か?」の繰り返しだけ。その延長線上に、数学の答えや小説の会話まで生み出せるのです。
今、生成AIはGoogle対Microsoft・オープンAI連合軍の戦いになっています。半年前には全く考えられなかったことが今、起こっているのです。
長期的には「検索」が無くなります。世界トップクラスの時価総額を持つ企業Googleの主力事業がひと晩で無くなることになるのです。
「めちゃくちゃ凄い!」ではなく、「歴史的な現象なんだ」と感じています。
それから、オフィスの製品は全部変わるでしょう。ワードやエクセルのような、人間が一言一句手打ちしていた時代は過去のモノになるかもしれません。そうなると、Microsoftの立ち位置は圧倒的に有利になるかもしれません。
チャットGPTで世の中が変わると人々は確信しました。
今は生成AIの黎明期だから面白い!
と思った虎雄です。

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