店長のブログ :
2輪EV事情2023-05-13 by 松岡
今年は2輪EVの行く末を決定する年になるかも。これまで業務用リース(私たちバイク販売店は代納のみ、販売不可)に限定していた2輪EVの一般販売が始まります。
最先端半導体メーカーTSMCがある台湾は、2022年に販売されたスクーターの12%がEV。
その台湾で7年連続トップシェアを誇る企業は、2015年からバッテリー・ステーション(バッテリー交換スポット)の整備を始め、2022年現在2.500箇所以上を持つGogoro(ゴゴロ)。円筒形の統一バッテリーを自社のEVスクーターだけでなく、連携する他社にも搭載。バッテリー・ステーションに行きさえすれば無料で、用意された充電済みバッテリーに交換できます。
バッテリーの規格統一がバッテリー・ステーションというインフラ整備を可能にしました。
日本はこれまでも、ソニーのベータやパナソニックのプラズマTVなど、統一規格で苦戦した経験があります。
日本の4メーカー(ホンダ・ヤマハ・カワサキ・スズキ)もバッテリーの規格統一を締結。2輪EVへの対応に向けて一歩前進しました。但し、従来からある四角いバッテリーだけで、円筒形への対応は未定です。今回発売のホンダ2輪EVも四角いバッテリーを搭載。
2輪EVのグローバルな違いは、円筒形か四角形か、です。
世界中に広まるのはどっち?
ステーションだから、今までのものは捨てーション!?

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