店長のブログ :
願いは叶う!(5)2023-02-15 by 松岡
「僕も27年くらい会社やってきてる中で。ちっちゃい会社だけどグループで30社ぐらいあるけど、実をいうと飲食の会社って6社しかない。後は訳のわかんない会社というか、ご縁のある会社、潰れそうな会社を M&Aで買ったもの。そんな会社の1つに家具再生会社があるんだけど、その時の『買うかどうか』の判断は『来月の支払いが出来ないのに工場に行ったらキラキラしてた』から。『家具って再生すると輝くんだよ』とか、『この仲間と家具作ってるとさ、ワクワクして、使ってくれる人が喜んでくれてさぁ』と言う経営者の話しを聞いて、『この人、いけるんじゃないの?経営者としてダメなだけで、こんだけ家具好きだったらいけるんじゃないの?』というわけで、この会社を買い取った。会社1円で買い取って、借金引き継いだ。2億。このおっちゃんに2億張ってるわけですよ。
大塚家具の下請けをやってた。凄い取引量で、その会社にとって売上の6割を占めてた。只、分析すると赤字仕事だった。グロス凄い仕事だから叩かれてるの分からなくて、ずっとやってた。僕が『大塚家具の仕事、ことわりましょう』と言うと、『そしたら会社の売り上げ、3分の1くらいになっちゃうよ』。『だね〜。でも、暇になっちゃうから、一旦落ち着こうか、大丈夫だから』。『永田さん、全部引き受けてもらって申し訳ないよ』『大丈夫。その代わり家具に対するワクワクを止めないで欲しい。残った仕事、楽しいはずだから、そこを楽しんでいこう』。家具には中古市場があって、カッシーナでも骨組みだけだったら千円くらいである。それを買って帰って再生してもらったら5万円で出来た。その家具を目利きのバイヤーが100万円で買ってくれた。しかも引き取り・配送はバイヤー持ち。それを見た他のバイヤーからも『こんな家具、作ってくんない?』とオファーがあった。その瞬間、『来た!』
『ご機嫌で楽しく笑顔で暮らしたいな』という自分のポリシーに合った仕事しかしない。
そんな感じで家具の会社4年やってんですけど、おかげさまで黒字転換して借金もちゃんと減ってってる。
キーワードは何か?儲かることは大事だけど、それより、携わってる人がワクワクして『今有るコト・モノに目が向けられてるか?』がもっと大事。難しいけど、これはなおしていけるんですよ。もう一つは・・・(続く)」

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