店長のブログ :
3年ぶり2022-07-19 by 松岡
3年ぶりの博多祇園山笠フィナーレの追い山櫛田(神社)入りが始まる前の会話。
私
「博多商人はほんと働き者だよ。他人(ひと)が寝むってる間にフィナーレの追い山が始まる。夜が白々と明ける頃には総てが終わる。」
パートナー
「寝てる間に終わらせちゃうもんね!」
私
「飾り山も片付けられて、通勤時間帯には何事も無かったかのようになる。普通やもんね!そんな祭りが世界中どこにあるか?って。働き者(もん)よ、ほんと。」
パートナー
「そう言われればそうね!」
私
「ごりょんさん(博多商人の奥さん。山笠期間中は家を守り、商いや家事の切り盛りを一手に引き受け、旦那を山笠に専念させる。)が厳しいんだよ、ごりょんさんが。おまけに歌まで歌わないかんし。祝いめでた、を・・・。」
パートナー
「しかも競争の途中でね!」
私
「そうそう、競争の途中に立ち止まって歌わんといかん。そんなバカな!って思うよね。700年以上の山笠の歴史の中で。電線が張り巡らされたのに対応して飾り山を運ぶのを諦め、今の追い山に変えた博多商人の柔軟さは凄い!」
パートナー
「山笠の本質がわかってたんじゃない?」
私
「ものごとの本質を見極める力と対応力の二つがサスティナブルの基本かも。山笠が教えてくれてるよね!」
山笠は博多の街の勢い水。暑い夏への覚悟が定まります。

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