店長のブログ :
5月の陽ざし2022-05-31 by 松岡
風薫る五月も今日まで。
中島みゆき作詞・作曲・歌「五月の陽ざし」。もちろん、あなたもすでによくご存知だとは思いますが念のために、その歌詞を紹介します。
遠い日の あなたの贈り物
まだ開けてみることもなかった
リボンを見ただけで 何か重い気がしてしまったんです
贈り物は 難しいものです
喜ぶかと 迷惑だろうかと
その代わりに何か望んでると
疑われたら悲しい
難しい意味なのかと おじけづいて 放り出して
長い年月が過ぎて 理由も忘れてほどいてる
色のあせたリボン
小箱には 綿にくるまれて
ドングリが きょとんと光ってた
遠い日の あなたの贈り物
まだ開けてみることもなかった
植えてみようかとも思ったけれど
すでに時は過ぎたね
黙ったまま逃げ帰った 話しづらくなっていった
五月の陽ざしの中で あの素直な人の笑顔を思い出してみます
「ありがとう」でよかったのにね
ドングリにまで気の毒なことをしました
井上陽水作詞・作曲・歌「五月の別れ」はダイレクトな表現ですが、中島みゆき「五月の陽ざし」は目の前のドングリに相手のおもかげを重ねて素直じゃなかった自分との再会を表現しています。
ジェンダーの時代にこんなことをいうのはいかがなものか?とは思いますが、「男歌」と「女歌」の違いを感じた虎雄です。
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