店長のブログ :
楽譜と指揮者2022-05-15 by 松岡
あなたもすでによくご存知のように、私たち人間の身体は60兆個もの細胞で出来ていると言われています。
呼吸して酸素を取り込む、食事して栄養を摂取する、怪我や病気が治る、などの当たり前な現象の裏側には、様々な機能を持つ多種多様な細胞60兆個が働いています。
互いに協調しながら個々の機能を発揮して、当たり前だと思っている日常を支えています。
細胞の活動に欠かせないのがタンパク質です。
どのようなタンパク質をつくるかといった情報がDNA(デオキシリボ核酸)に保存され、遺伝子として親から子へと受け継がれています。DNAに保存されたタンパク質の情報はRNA(リボ核酸)を介してタンパク質となります。
RNA(リボ核酸)がタンパク質の種類と量を調整することで、細胞はその機能を果たしています。
DNA(デオキシリボ核酸)はスコア(楽譜)で、RNA(リボ核酸)はオーケストラのコンダクター(指揮者)としてスコア(楽譜)の曲を奏(かな)でる?
環境の変化に対応して進化し続けない限り生存できないのは生命も企業も「同じ」です。
|