店長のブログ :
円売りの理由2022-05-11 by 松岡
日本経済の先行きについて次の3つが懸念材料とされています。
1.円安インフレ(1ドル130円、20年ぶりの円安による輸入品価格高騰インフレ)日本円での預金、物価連動型以外の債券日本国債、貯蓄型生命保険(海外資産、債券に買い負けてしまう)、年金(65歳以上が人口の1/3を占める)
2.金融引き締め
(金融相場→逆金融相場)
3.景気後退
(物価高騰、金融引き締め、サプライチェーンの混乱)
資源、石油などの輸出国通貨はドルより高い。
日本以上に自国通貨が安くなった国はアルゼンチン、トルコ、ロシアの3カ国。ロシアは特別(ウクライナ侵攻による制裁なので日本は実質ワースト3)
金利の差と、それを利用した円売りドル買いが原因。日本が衰退しているわけではない。
金利の変動がドル円の変動要因。金利が高いドルを買いたい。代表的で流動性が高く、最も金利が上がらない通貨として円が選ばれている。円が最も売り易い通貨だから売られている。だから過剰に日本を悲観しなくていい。環境が変われば巻き戻しがある、と思う虎雄です。
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