店長のブログ :
太宰府観世音寺の秋2021-11-05 by 松岡
街路樹の紅葉は未だですが、どこからともなく漂うキンモクセイの香りと稲ワラを焼く匂いに「秋の深まり」を感じる今日この頃。
11月3日文化の日が店休日と重なったので、久しぶりに観世音寺(太宰府市)を訪れました。
途中、太宰府政庁跡地の前を通ると、大勢の人々と沢山の車で賑わっていました。
観世音寺に到着すると、「こんなに沢山の車が駐車することもあるんだ。」と思ったくらい、駐車場は車でいっぱい。空きスペースを見つけて駐車。南大門跡を通って境内へ・・・。
いつものように喧騒とは無縁の静寂な世界です。
鳥の鳴き声と秋風が歓迎されていることを教えてくれました。
今年の秋は暖かいのか、地面に落ちたどんぐりの実はわずか。モミジや柿の葉の紅葉も少しだけ。
「紅葉を見に、又来よう(紅葉)!」と思った虎雄です。
戒壇院(日本三戒壇院のひとつです。)僧玄昉の墓、日吉神社等々、奈良時代から安土桃山時代までの史跡が訪れる人を楽しませてくれる観世音寺。
奇跡的に最後の遣唐使船で急遽帰国した空海が留め置かれたパワースポットでもあります。
井上靖の歴史小説「天平の甍」を彷彿とさせる観世音寺、お勧めです。



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