店長のブログ :
青春の詩2021-09-25 by 松岡
アメリカの実業家・詩人・人道主義者サミュエル・ウルマンの詩「青春(Youth)」は虎雄の座右の銘です。
あなたもすでによくご存知の詩だとは思いますが、念の為に記しておきます。
青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた想像力、逞(たくま)しき意志、炎(も)ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。
歳を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いる。
歳月は皮膚のシワを増すが、情熱を失うときに精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑(こぎ)や、不安、恐怖、失望、こういうものこそ恰(あたか)も長年月の如(ごと)く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探究心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く、疑惑と共に老いる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老いる。
希望ある限り若く、失望と共に朽ちる。
大地から、神から、人から、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これらの霊感がきえ、悲歎の白雪が人の心の奥までもおおいつくし、皮肉の厚氷がこれを固く閉ざすに至れば、この時にこそ人は全くに老いて、神の憐れみを乞う他はなくなる。

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