店長のブログ :
生命とは何か?2021-08-20 by 松岡
「NHK TV生物学者福岡伸一、最後の講義。生命とは何か?」から抜粋。
「生命は機械ではない。流れである。」シェーンハイマー
自分が食べたものが翌日ウンチとなって出るのは何故か?
食べたものが体の一部になっている。ウンチの主成分は食べかすではない。入れ替わった体の部分である。体はどんどん入れ替わっている。一年前と今の自分は全く違っている。別人である。
「動的平衡」が生命。
「エントロフィー増大の法則」とは、秩序があるものは壊されること。生命はエントロフィーの法則から免れる為、アバウトでやわやわに作られ、動的平衡を保っている。1年後には新しい細胞と入れ替わり、全く別人になっているはずなのに、
何故人間は老化する?
完全にリニューアルされているわけではない。リニューアルし残したものが積み重なって老化する。
生命には部分が無い。
狂牛病は乳牛がなった。草食動物の乳牛に死んだ動物から作った肉骨粉を食べさせて乳をたくさん出させたのが原因。その肉を食べた人がヤコブ病になった。
機械論的な生命論が否定されるのは、脳死と脳の始まりで体をパーツとして使えるから。
アンバランスが病気の原因。
流れを滞ることなくスムーズにすることが元気の源。
「生命とは流れである。」は、ギリシャの哲学者ヘラクレイトスが唱えた「万物は流転する。」とも一致しています。
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