店長のブログ :
平和の祭典に寄せて2021-07-14 by 松岡
「日本と中国は近いようで遠い国である。それは大晦日と元旦の関係にもたとえられるであろうか。文化の捉え方や考え方、さらには人間の生き方万般に対する対処の仕方が非常に違っているのである。日中両国は古くから一衣帯水の隣国であり、未来永劫にそうである。好むと好まざるにかかわらず、相互に分別を持って、平和な付き合いをしなければならない間柄である。ところが、日中両国民の間には共通点よりも相違点が多く、想像以上に難しい。しかし、お互いに隣国として永久に付き合わなければならない以上、よほどの忍耐が双方に求められるのは当然である。」
これは、選挙中に心臓病で急死した大平正芳元内閣総理大臣の言葉です。彼が生きている間は日本中にパンダのぬいぐるみがあふれる「日中友好万歳」の時代でした。
今の日中関係を予見していたかのような言葉です。
お箸の置き方一つとっても、立てと横の違いがあります。
この時期、殻の背中を割って真っ白な姿で羽化、次第に色づいて飛び立つセミのように、真っ白な心で新しい日中関係を築けると、いいね!
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