店長のブログ :
スーパーカブ2021-06-08 by 松岡
スニーカー文庫(KADOKAWA)から刊行本のライトノベル「スーパーカブ」がTVアニメにもなって放映中です。
両親も友達も趣味も無い、何もない日々を過ごすひとりぼっちの女の子小熊(こぐま)が、たまたま見かけた中古のスーパーカブを購入したことで、山梨県北杜市の高校に通う単調な毎日が少しずつ変わり始めます。
何故スーパーカブなのか?
あなたもすでによくご存知のように、おちょこ一杯分のエンジンオイルがあれば100万キロ(地球25周の距離)走るエンジンを搭載するスーパーカブ。
世界中で、ヤマハメイトやスズキバーディなどのモペットタイプのバイクは総てスーパーカブと呼称されます。
1958年の誕生から今年で63年、世界累計生産台数1億台を発売から59年後の2017年に達成!今も進化しながら生産されています。リトルカブ、ハンターカブ、クロスカブ等々バリエーションを増やしながら・・・。
例えば結婚ラッシュで湧くベトナム・ホーチミンでは昼間はもちろん夜になっても暑いのでスーパーカブに男二人、女二人それぞれ乗って街中を走り回りながら、話しが合ったら男女のペアに乗り換えて別々の場所へと走り去る。そして二人は・・・。
人種・性別・国や地域を問わず、青春のエネルギーを発散するのにピッタリなスーパーカブ。
ヘーゲルの弁証法で述べられているように、古いモノが新しい価値を伴って螺旋階段を一段上がり、再び人気商品となっています。

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