店長のブログ :
心のゆとり2021-02-07 by 松岡
若杉山を篠栗町から登り山の尾根づたいに太宰府まで続くいわゆる三郡縦走路を歩いた時の話です。
一旦、若杉山山頂まで登りショウケ越えまで降りて来るとさて、右へ降りると宇美町真っすぐ進むと縦走路ここでどうするか迷います。意を決して縦走路に向かうと登り下りを繰り返しながらやがて砥石山山頂に到着。ここまでが一番厳しい道のりです。そこで一旦お昼を食べて一休み、さらにその先へ進みます。尾根づたいの道登り下りが続きます。人生そのもので登りがあれば必ず下りが来る、下ったと思えばまた登り。
ふと足元を見ると一輪の花。立ち止まり吹く風に身を任せただただじっと見る虎雄。花は黙ってただその場所で咲いているだけ。それまでの疲れが一瞬でリフレッシュ!
偶然の出会い、一期一会の出会い、ただそこに存在するだけで声も出さず自慢もせず風に吹かれて通る人の心に安らぎを与えていました。
不思議なことに、全ての行程の中で出会えた一輪の花。
これから通る三郡山頂、修験の山宝満山、そしてやがて訪れる目的地太宰府まで見守り続けてくれた気がします。
山道も人生も同じ。一輪の花に気づく心のゆとりを持ちたいものです。たとえどんな時でも・・・。
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