店長のブログ :
論語と算盤2021-01-25 by 松岡
今年のnhk大河ドラマ主人公渋沢栄一が書いた本「論語と算盤」。1916年大正時代に発刊されたのはあなたもすでによくご存知のとおりです。
高度成長を遂げた明治時代、渋沢栄一は第一国立銀行、王子製紙などたくさんの会社を設立し今は聞かれなくなった大正維新を唱えました。彼の予想通りその後満州事変が勃発、国民が望まない戦争への道を歩み始めた。
「論語と算盤」とは結局サスピナビリティ、つまり永続性のこと。
お金儲けのことばかり考えて行動しているとつまづいてしまうことになりかねません。また、お金儲けなんて関係ないという人ばかりでは新しいことは何も起こりません。「論語と算盤」の「と」は、andのことです。会社で言えば顧客と従業員と株主との相反する利害を考え決断するのが経営者の仕事です。先の見えない中での決断は経営者にしかできません。
すでにわかっていることの中からどれが有利かを判断するのは副社長までの仕事です。
だから社長と副社長以下とでは雲泥の差があります。
新型コロナの時代だからこそ「論語と算盤」が求められていると思う虎雄です。あなたはどう思いますか?
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