店長のブログ :
9対02019-10-28 by 松岡
前日に電話で入庫予約済みのお客様Sさんがご来店。
スタッフへの話によると、
片側2車線の道路左側通行帯を走行中、右側センターライン寄り通行帯を走っていた乗用車がウインカーを出しながら左側通行帯に進路変更し、そのままSさんの直前で道路外の店舗駐車場に左折。
その為、行き場をなくしたSさんは急ブレーキをかけ、停止を試みるも転倒したそうです。
相手はカタコトの日本語を話す外国人の女性。
車から降りて来るなり開口一番、
「私が曲がろうとしたら、あなたのバイクが急接近して来て倒れた。私の車に当たってないから私は何も悪くない。」
と言ったそうです。
幸いなことに、相手の車は任意保険に加入していたので、保険請求見積もりを提出することに・・・
Sさん
「高校生の時から今までずーっとバイクに乗ってきたけど、転倒したのは初めて。それが一番悔しくて家族にも話していません。相手の保険会社は過失の割合を9対1と言ってます。」
スタッフ
「保険会社は前方不注意の1を主張しているのでしょう。でも、今回のケースはたとえ前方をきちんと見ていても、当たるか転倒するかの二者択一なので9対0を主張されてはいかがですか?
傷付いたヘルメット、衣服、靴、手袋等も請求して認められれば支払いの対象になります。」
Sさん
「このバイクを買う時、それまで乗っていたバイクの下取り査定と購入契約を済ませ、帰ろうとした私に、こんなにブレーキが効かないバイクは危ないですよ。代車を用意しますから、納車の日まで代車に乗って下さい、と言われました。その帰り道に突然飛び出して来た車と遭遇。急ブレーキで無事に止まれました。あの声かけがなければブレーキの効かないバイクで車に衝突していたと思います。
今でも感謝しています。私も接客業に携わっていますが、どんなにネット社会になっても、本当に大切な情報は人と直接話さないと得られないことがわかりました。
これからもよろしくお願いします。」
お客様に感謝し、お客様から感謝される会社でありたいものです。
お客様Sさんとの出会いに
感謝!

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