店長のブログ :
もっと2019-09-06 by 松岡
あなたもすでによくご存知のように、 カール・マルクス著「資本論」で述べられている「等価交換」という考え方は、「原価とは関係なく同じ物でも価値の大小は人それぞれの主観によって決まる」という考え方に変わっています。
お客様は、支払う金額よりも買う商品の価値が大きいと思ったから購入する。 店が商品を手放すのは、逆に商品よりもお金の価値が大きいと思うからです。
又、 二輪車オークションでの落札価格が常に変動するのも、 その為です。
そういう意味では、 資本主義とは「お金を商品に投資してその商品を売り、より多くのお金を得ること。」です。 お金は支払われたというより、 より多くのお金を得る為に預けられたと言うべきです。 神様にお賽銭をあげるのは、後からより多くのお金(御利益)を得る為です。
スターリンの社会主義は、悪い夢(Bad dream)だったのか?、それとも早すぎたユートピアだったのか?
今はアメリカ大統領ドナルド・トランプのショー・ビジネスの時代 。「ショーほど素敵な商売は無い。」 突き詰めると、 人間は増えることと食べることに行き着く。 成功ファースト!のトランプ資本主義は総てを商品化。
資本主義は成功したが故に崩壊する。創造的破壊! 欲望の資本主義では闇の力がよみがえる。 手に入れれば入れるほど不安が増し、もっと欲しくなる。 不安故のもっと。 人は手の届かない物に憧れる。

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