店長のブログ :
商品イメージ2019-07-10 by 松岡
タバコを吸う人とその周囲の人に健康被害が出ることで、世界中に禁煙ブームが巻き起こリ、 F1マシンのスポンサーからタバコブランドが消えて随分時間が経ちました。 社会から受け入れられるビジネスをするには、商品イメージが重要 なことを私たちに教えてくれています。 喫煙スタイルが「カッコいい!」と 思われていた時代もありました。 そんな時代にタバコで財を築いた村井吉兵衛をご存知ですか?
京都にある「長楽館」はタバコ王村井吉兵衛が建て、伊藤博文が命名。 洋館の中にシャンデリア付き和室を備えた異国情緒あふれる建物です。 当時ヨーロッパではエジプトタバコがブーム。 喫煙室はイスラム風、天井のデザインは中国風。 外国への憧れを抱いた時代明治。 「長楽館」は明治初期の雰囲気を色濃く残しています。 村井吉兵衛は明治初期のハイカラ人、究極のハイカラ人。 両切りタバコの名前を サンライズ、ヒーロー等 カタカナで表記したのが受けてタバコ王と呼ばれるまでになりました。 8歳から叔父と一緒にタバコの行商をしていましたが、両切りタバコ製造販売に転換、一代で財を築きました。 「長楽館」は村井吉兵衛が48歳の時に別荘として建てた建物です。

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