店長のブログ :
桜2019-04-08 by 松岡
4月7日は1945年に史上最大の戦艦として有名な 「戦艦大和」が、片道燃料だけを積んで沖縄への特攻作戦中、アメリカ海軍機動部隊の飛行機から度重なる攻撃を受け、3.000人以上の乗組員もろとも東シナ海に轟沈した日です。
その日から更に4ヶ月間、戦争を続行した日本は、 広島・長崎への原爆投下の後、8月15日に終戦を迎えたのは、あなたもよくご存知の通りです。
大艦巨砲主義による洋上艦隊決戦の為の史上最大の戦艦大和の建造は、日露戦争でバルチック艦隊を破った日本海海鮮の成功体験にこだわり続けた結果に由来します。
イギリスの戦艦プリンスオブウエールズを日本軍の飛行機一式陸攻による攻撃で撃沈した経験から学ぶことをしなかったのは、成功体験派の力が強かったからさかもしれませんが・・・。
元戦艦大和乗組員の著書「戦艦大和の最後」にある言葉が印象に残っています。
「進歩の無い者は決して勝てない。負けて目覚めることが最上の道だ。 日本は進歩ということを軽んじすぎた。 私的な潔癖や特技にこだわって、真の進歩を忘れていた。敗れて目覚める。それ以外にどうして日本は救われるか。今目覚めずしていつ救われるか。俺たちはその先導になるのだ。日本の新生に先駆けて散る。まさに本望じゃ無いか。」
平成から令和へと移り変わって行く、時代の節目 だからこそ歴史から学び、目指すべき北極星を 再確認する必要があるのではないでしょうか?
転換点(ターニングポイント)を見落とすと、 その後のリカバーに手間取り、進歩がないことに気づけません。
新年号「令和」の時代が、 戦争と差別のない平和な世界でありますように・・・

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